感想「新しい事例検討法PCAGIP入門 パーソン・センタード・アプローチの視点から」
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AmazonHP 新しい事例検討法PCAGIP入門 パーソン・センタード・アプローチの視点から
著者 村山正治 (編集), 中田行重 (編集)
東北福祉大学の上條晴夫先生から、教えていただき、早速、Kindle版を購入。
少し時間をかけながら読みました。
とっても興味深かったです。学校教育分野にて、ものすごく応用発展ができそう。もちろん、自分も取り組んでみたいです。構造や構成というところから見れば、
クラス会議……のような
(上條先生たちと少し取り組んできた)協働的な授業リフレクション……のような
ホワイトボード・ミーティング®……のような
要素が入っていますね。
生徒指導での事例検討会
ケース会議
教師教育(リフレクション)
授業の事後検討会
などにも応用できそう。
書籍そのものは、実用的でPCAGIP法の考え方から、進め方まで詳しく網羅してわかるようになっています。これ1冊だけでおそるおそるですが、実践できる感じです。
あとは上達論といいますか、質の高い、低い状態がどんなだか、ですがこれはPCAGIP法の専門家の話を聴いたり、ワークショップを体験したり、実際に見たり、するか、そんなに簡単に専門家に近づけないときはこの本をもとにめちゃくちゃ経験を積むということで迫れるかもしれないなぁなどと考えます。
詳細を分析しないとなんとも言えませんが、パッと見、問題はタイムマネジメントかなぁ。
取組やすさという意味ではハードルが低いと思いますが、しっかり時間を取れるかどうかがポイントのように思います。
そして、時間を確保するだけでなく、現実問題としては、日常的に展開するためにもう少し時間を短くしての「簡易版」的なものができないかと考えてしまいますが……そう考えていくと、質が低いことを行うようになってしまうのでしょうか。だとしたら本意じゃないですけどね。このあたり、悩みます。
教員同士、少人数で課題を持ち寄ってのセミナーや研修会もありですね。
一つ、自分の中に入れておこう。
しかも、今の状況に鑑みると、この考え方、進め方を用いてZoomを使ったオンラインもちゃんと参加者同士「閉じた」形で開催すれば、できそうな感じがします。
ちょっとワクワクしてきました。
もう少し、調べてみなくちゃですね。
2020/04/15
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新しい事例検討法PCAGIP入門 パーソン・センタード・アプローチの視点から